国債はいくらまで発行できるか?

日本の借金が中央と地方を合わせて1200兆円を超えました。いったい幾らまで借金をすることができるのでしょうか?

結論から言うと幾らまでという額は決まっていません。2000兆円を超えたらおしまい、といった額が決まっているわけではないのです。

1200兆円の借金のうちほとんどが一般の金融機関や日本銀行からの借り入れです。お金を借りた政府は福祉や公務員給与といった支出を行いますが、支出したお金は様々な経路をたどって再び金融機関に戻っていきます。

翌年にはまた金融機関から借りることができるので、ある意味エンドレスに借金を増やすことも可能です。

とはいっても無限に国債を発行して借金ができるわけではなく、その限界は物価上昇率が一つの基準になります。

かつて明治政府が西南戦争の時に戦費にするために、大量の国債を発行して軍事支出を行いました。そのときにインフレが起こって1年で13%ほど物価が上がったと言われています。

このように過剰な支出はインフレを引き起こします。しかし、現在の日本は物が豊かなので少々の政府支出の増大ではインフレは起きません。

今後、政府の借金は増え続けるかもしれませんが、同時に日本の生産性が向上すれば物価は均衡するものと思われます。