貯金の利子はなぜ低いのか?

2015年10月22日

2015年現在、銀行や郵便局の利子はゼロに近い低金利となっています。郵便貯金の定額貯金の金利は0.035%で、かつて7%8%といった高金利だった頃とは比べるべくもありません。

以前であれば老後は貯金の利子で生活することも可能でした。なぜ、今の日本はここまで低金利なってしまったのでしょうか?

銀行や郵便局は貯金を預かったら利子をつけて返さなくてはなりません。そのため、預かったお金をより高い金利で企業や個人の住宅ローンなどに貸し付けます。

金利というのはお金のレンタル料金です。TSUTAYAのレンタルDVDと同じで、お金を借りるときにもレンタル料金が発生するということです。

その昔、レンタルビデオが出始めの頃は一泊700円くらいが相場でした。巻き戻して返すのがマナーだったように記憶しています。

レンタルビデオの業界もTSUTAYAなどの大手が出てくると、しだいに供給過剰になっていきます。そうすると借りてもらえるように、レンタル料金を下げて貸すようになります。

現在の日本は消費や投資が横ばいで新たに物が売れません。企業は新規の設備投資を控えるので、銀行もお金を持て余しています。つまり、レンタルビデオ同様に貸す人よりも借りる人が不足することで、レンタル料である金利が下がってきています。

お金を借りる人が少ないというのは、お金を借りてでも使う人が少ないことになります。つまり、不景気だということです。金利が安い=景気が悪い、といえるでしょう。

今後、銀行や郵便局の金利が上昇してきたら、お金を借りる人が増えてきたということですので、景気が回復してきたと考えられます。

 

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