デフレは貨幣現象か、それとも需要不足か?

2016年9月22日 マクロ経済

デフレの原因に関して貨幣現象か?それとも需要不足か?という議論がある。

貨幣現象で検索すると貨幣現象だというサイトと、貨幣現象でないという結果が入り乱れて表示される。

安部総理は貨幣現象と言い、黒田日銀総裁は貨幣現象ではないと言い、岩田日銀副総裁は貨幣現象と意見が入り乱れている。

安部さんの貨幣現象というのは誰かの入れ知恵としても、日銀総裁と副総裁が意見が違うのは支障がありそうだ。黒田総裁は最初は貨幣現象派だったが途中で変節した。

結論から言えばデフレは貨幣現象であり、需要不足でもあるというのが、私の意見だ。イメージとしては下の図のようになる。

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つまり、リフレ派がケインジアンを批判するのも、ケインジアンがリフレ派を批判することも間違っている。

両派とも正しいのだ。需要不足は所得の不足からくる。消費が滞れば企業が投資しないのは当然と言える。

 

つまり、所得(貨幣)が不足することで、需要不足が惹起される。リフレ派が問題だと思うのは、貨幣が人々の財布の中まで届いてこそ、貨幣現象としての物価上昇が起こると言い切ってないところだ。

 

緩和をすれば物価が上がると思っている。貨幣乗数が一定の倍率に収斂するという、思い込みがあるのではないだろうか。貨幣乗数かつては7くらいはあったが、今は3程度にまで下がっている。

しかし、また7にもどる保証はない。7が標準倍率という根拠はないのだ。3のままということも考えられる。

 

からあげ弁当の立場としてはリフレジアンということにしたい。

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