補欠選挙、福岡6区

2016年10月9日 政治

今日は西鉄久留米駅前に蔵内謙候補の応援で岸田外務大臣がやってきた。
一週間くらい前から、あちこちに立て看板で宣伝していたので、今回も野次馬として参加してきた。

福岡6区は九州出身の麻生太郎や古賀誠といった九州勢が推す蔵内と、党本部が押す鳩山に割れており、自民党は公認なしで選挙が行われる。麻生古賀は二世議員や地元に縁がない人間を出すのに抵抗があるらしい。

事前に情報はなかったが、山本幸三大臣と古賀誠元幹事長の姿もあった。補欠選挙は他に候補者がいない分、一点集中でいろんな人が応援にくる。夕方には片山さつき氏が久留米入りするとのことだ。

道端で開始時刻をまっていると、後ろに蔵内謙候補本人が。

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テコンドーと柔道が趣味らしく、握手をすると結構がっしりとした手だった。選挙カー上には代議士の面々。ちょっと画像が小さいけど。

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マスコミで断片的に流れてくる映像とは違って、編集がない上にローカルな話にまで触れる。こういった街頭演説をみると、政治家としての力がわかるような気がする。個人的な感想だが、以下の順で演説がうまかったように思った。

  1. 古賀誠
  2. 岸田外務大臣
  3. 山本幸三

断っておくと、三者とも内容は全くと言っていいほどない。これだけ内容のないことをよく話せるなというのが感想だ。ただ、それでも聞いている人間にスッと入っていく演説というのがある。

世の仕事というのは、突き詰めると人を動かすということにつきる。特に政治家はいかに官僚を使い、秘書を使い、他の政治家と交渉し、有権者に訴えることができるかが問われる。コミュ障では務まらない。

山本幸三氏は声が大きく迫力はあった。が、押すだけでは人は動かないだろう。

岸田外務大臣は久留米のことをよく調べており、行き届いた演説だと感じた。これなら外交交渉はうまくいくだろう。

古賀誠氏は聞く人間の立場に立った、心に染みる演説だと感じた。老人会会長のような覇気のない滑り出しだが、地元の人間にしかわからない独特な波長がある。選挙カーとの距離は20mはあるが、隣で話しかけられているように感じた。技術と心のあるいい演説だった。

地元に利益を誘導するというと、昔風の利権政治のようなイメージがあるかもしれない。これまでに3回こうした演説を聞いたが、どの党もこうした地元の利益を優先したメッセージを発信している。

「久留米のために働きます。」と。

以前なら「うわっ」てな感じで避けて通りたいような価値観だったが、そういうのもアリかと思うようになってきた。

衆議院なので日本人全員のために働くのが本来の姿だ。しかし、我々有権者はもっと政治家にいろんなものを求めていいのではないか。どこそこの道を広げてくれといったものや、就職の口利きなどでもいい。給料が安くて子供を塾にやれないなどでもいい。

自分の身近なことから政治は始まる。諦めていることでも声を上げることでなんとかなる場合もある。難しいことでなくて、自分の身の上に起こっていることが政治なのだ。政治はローカルであるべきだ。

明日は小池百合子が鳩山候補の応援にくるので、また写真を撮ってきたい。

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