上海株急落

何やら、トランプが中国に対して関税を10%→25%へ引き上げるとツイートして、上海株が5%以上下落しているようです。

それに伴ってリスクオフの動きが出て、円高→日経平均下落の動きになっています。

保有している投信のeMAXIS Slim 新興国株式が、明日ドドンと下落するので、心の準備をしたいと思います。

しかし、依然として貿易赤字は悪という考え方から、多くの人は離れられないようですね。

おそらく、貿易は黒字がいいというのは、ブレトンウッズ体制の名残じゃないかと想像します。

1971年以前は金本位制で、35ドルは1オンス(28.3g)の金と交換することを米政府は保証していました。

言い換えると、保有している金の量しかお金を発行することができないので、貿易赤字が続くと金(ドル)が海外に流出して、最終的には輸入ができなくなります。

実際にアメリカは60年代のベトナム戦争でドル(金)が海外に流出して、身動きがとれなくなり、1971年にブレトンウッズ体制を終了させています。

しかし現在では、米中貿易は不換紙幣であるドルで決済を行いますので、アメリカがドル不足になることはありません。

必要ならアメリカはドルを印刷すれば済むわけです。

この頃の呪縛が未だにあるような気がします。円が海外に流出するみたいな言い方を未だにしますしね。

トランプが言うように、雇用が脅かされる恐れはあります。

なので、今回の関税引き上げというのは、からあげ弁当的には悪いことではないと思います。

自分のところの雇用を悪化させてまで、外国産を入れる必要はないわけです。

輸出でつまづいた中国は、減税と内需拡大に舵をきるでしょう。

仮にアメリカ向けの輸出が減ったとしても、内需振興することで中国が不況になる可能性は低いと思います。

中国共産党は一党独裁ですので、増税、減税、自由自在です。

いつだったか、上海市場の株取引を強権で一時停止させたこともあります。

アメリカ国内の雇用が守られ、中国も内需拡大するなら世界経済が悪くなることもありません。

いずれにせよ、本当は貿易戦争というのは、我慢せずに大いにやればいいと思います。反グローバル推奨ですね。

2018年末に同じように米中貿易懸念で調整しましたが、今回も軽い調整で済むと予想しています。