銀行振込の仕組み

ATMで送金すると、お金の動きはどうなるのでしょうか?

ここでは、銀行口座への振込がどのように行われているかを見たいと思います。

振込のプロセス

振込は2つの段階に分けて考えます。

第1段階

A行の口座からB行の口座へ振込を行う場合、A行の残高を減らすと同時にネットワーク(全銀システム)を通じてB行の残高を増やす操作を行います。

銀行の営業時間内(9:00~15:00頃)であればリアルタイムで口座に反映されます。 ここでは電子的にA行の口座の残高を減らして、B行の残高を増やすことで送金したように見せているだけです。

受け取ったB行ではすぐに現金を引き出せるわけですが、引き出すお金はあくまでB行が立て替えたものであるため、 最終的にA行からB行にお金を渡す必要があります。

第2段階

次に、A行からB行にお金を渡します。私たちが銀行に口座をもつように、銀行などの金融機関は日銀に口座をもっています。

この口座のことを日銀当座預金といい、この口座を使って銀行間の決済を行うのです。

全銀システムでは1日に行われた取引をまとめて、銀行の営業終了後に日本銀行に対してデータを送信しています。全銀システムから送られてきたデータをもとに、相互に残高を調整することでA行→B行の決済完了となります。

もし、A行の口座間での振込であれば、日銀当座預金の移動は発生しません。

1億円以上はすぐに決済

銀行の営業終了後にその日行われた取引をまとめて日銀にデータを送信していますが、 1億円以上の振込の場合はリアルタイムに日銀にデータを送信しています。受け取った日銀もその都度、当座預金間の残高の調整を行います。

日本国内の振込額の7割は1億以上の取引が占めていますので、 金額ベースでは多くの振込がリアルタイムで決済まで行われています。

ビデオ:ようこそ!全銀システムへ

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