マイナス金利とはなにか?

ヨーロッパ、日本と続き、アメリカもマイナス金利を導入しようとしています。しかし、このマイナス金利とはなんでしょうか?

マイナス金利とは?

マイナス金利というのは、銀行が日銀に預けるときにかかる金利です。後で説明しますが、私達と100%無関係というわけでもないです。

銀行と日銀の関係

私たちは銀行に預金するわけですが

私達が銀行に預けたお金は、更に日銀に預金されます。

私たちの預金のほとんどは、日銀に集結しているというイメージです。

日銀にある銀行の口座を日銀当座預金といい、この日銀当座預金に対してマイナス金利が適用されています。

日銀当座預金に入っているお金は、マイナス金利がかかる部分、ゼロ金利の部分、0.1%の金利がもらえる3つに別れていて、すべてマイナス金利というわけではありません。

ちなみに、2020年5月現在の日銀当座預金残高は、約413兆円であるのに対して、マイナス金利が適用されるのは5兆円前後となっています。

413兆円というのは、日本のほぼ全ての金融機関がもつ預金の総額になります。

マイナス金利の目的

政府や日銀は何とか景気をよくするため、銀行の融資を増やそうとしています。 お金を借りて使う人が増えれば、それだけ経済が活性化するからです。

銀行に厳しいマイナス金利

銀行の収益は主に融資、手数料、国債利子、日銀当座預金の利子から得られます。

マイナス金利が取られると銀行の収益が悪化するので、融資を頑張るだろうと期待されていました。

アメとムチでいえばムチのほうになります。日銀の政策はドSと言えなくもありません。

でも、お金の貸し借りは、貸す方と借りる方の合意があって初めて成り立つものですので、期待されるほど融資は増えませんでした。

マイナス金利の影響


融資は増えませんでしたが、ATMの時間外手数料を増やしたり、店舗を減らして銀行は収益の改善を図ろうとしています。

欧州では口座の管理費をとる銀行もあります。

日本ではまだ口座管理費をとる銀行はありませんが、いずれそういう銀行が出てくるかもしれません。